10月17日、我が村「沼田原」に新しくかけられた『沼田原橋』の渡橋式が行われました。あいにくの雨模様でしたが十津川村村長、村議会議員初め、沼田原の住民などが集まり盛大に挙行されました。振り返ってみると、小学校低学年まではつり橋で、台風によってそのつり橋は裏返しになり渡れなくなりました。それを機に先代の車が通れる橋がかけられたわけです。その先代の橋が完成するまで川の中を渡って小学校に通い、少し水量が増えると危ないので村のおばさん達におぶってもらって渡ったのを思い出します。その先代の橋も半世紀が経ち老朽化が進み、今回新しく沼田原橋がかけられました。村の橋ひとつにも歴史があります。川を越えて戦地へ赴いた人、橋を渡り都会へ行った人、そして帰ってきた人・・・ひとりひとりの人生に、この川を越える橋が関わってきました。過疎が進む中、ひとりでも多くの人と新しい橋が繋がっていってくれたらと思いながらお渡りをしました。
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