平成28年度の「米づくり」がいよいよ本格的に始動します。十津川での米づくりは、まず、山間部のため4月下旬に代掻きをし5月上旬に苗植えをします。もちろん、それまでに谷から水を引く「水とり」をし、透き通った冷たい水を田に引き込みます。私の田んぼで栽培している品種は「あきたこまち」で8月下旬から9月始めに刈り取る「早生米」です。何故かというと、いのしし・鹿・猿などの動物との戦いをできるだけ短くしたいからです。その後、1ヶ月ぐらい天日干しをし、実際に食べるのは10月に入ってからです。1年間の米作りをこれから順に紹介していきます。
3月下旬から「荒おこし」 冬の間に一度「荒おこし」をしましたが、やっぱり春になると、草が茂ってきます。場所によって、トラクーが入れないところがあります。そこは耕運機と、2台を使い分けています。田んぼの周りは動物よけの網やフェンスで囲まれています。
自慢のお米をおいしく食べてます【平成27年度収穫のあきたこまち】