5月19日、唐招提寺の「うちわまき」に行ってきました。かねてから一度は行ってみたいと思っていた奈良の伝統行事のひとつです。午前8時30分、唐招提寺の山門の前に着くとすでに入場整理券をいただくために並んだ長蛇の列。急いで並んで9時の配布を待ちました。9時前には定員の400人を超えたようです。青色と黄色の整理券が配られ、黄色の整理券を手にしました。実際の「うちわまき」は午後3時。久しぶりに境内をゆっくり散策した後、一旦境内を出て用事を済ませ、再び唐招提寺に戻りました。参加者に加え見物客や報道関係者などがたくさん集まり朝以上に賑わっていました。執事による説明があっていよいよ「うちわまき」の始まり。50人ずつ2組がお堂の上から僧侶がまくうちわをひろいました。安全に配慮し今のかたちになったようで、昔は一斉にまいて迫力があったようです。ともあれ私も一枚手にすることができました。青空の下で、750年続く伝統行事に触れることができました。ごりやくがありますように!
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